堀の内町3丁目地区(埼玉県さいたま市)

同地区(下図赤線内)は世帯数780、自治会区域面積29haで旧大宮市内では比較的大きな自治会です。地域内の西部には大宮第2公園があり、豊かな緑を有する閑静な住宅街です。しかし、交通渋滞で有名な堀の内交差点や、地域を取り囲む2本の幹線道路の交通量が多いといった問題も抱えています。また、住民の方からは街灯の数が少ないため夜間は防犯上危険であるといった声も聞かれました。
調査項目は騒音、二酸化窒素濃度、車両交通量、街灯照度、風洞実験、アンケート調査です。二酸化窒素濃度の調査では住民の方々と共同で行いました。調査後の懇談会においてこれらの結果を住民の方々に発表しました。マップを見ることで地区の住環境の実態を詳しく知ることができたという声が多く聞かれました。
なお、この研究は、2002年4月9日の朝日新聞朝刊に掲載されました。


また、これらの成果は2002年度日本建築学会大会(北陸)において発表しました。
研究内容について詳しく知りたい方は、下記の論文ダウンロードをご利用ください。
なお、論文は連報ですが、それぞれが独立した論文になっています。

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論文ダウンロード

自治会を対象としたアンケート調査とケーススタディ対象地区の選定
自治会との協調に基づく地区スケールの住環境マップの作成手法と利用可能性に関する研究 その1
堀の内町3丁目自治会地域における騒音実測と風洞実験
自治会との協調に基づく地区スケールの住環境マップの作成手法と利用可能性に関する研究 その2
堀の内町3丁目自治会地域における二酸化窒素濃度の実測と車両交通量調査および街灯照度の実測
自治会との協調に基づく地区スケールの住環境マップの作成手法と利用可能性に関する研究 その3
堀の内町3丁目自治会地域におけるアンケート調査と自治会住民との懇談会
自治会との協調に基づく地区スケールの住環境マップの作成手法と利用可能性に関する研究 その4
建築外部空間における表面温度の実測値に関する文献調査
自治会との協調に基づく地区スケールの住環境マップの作成手法と利用可能性に関する研究 その5

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