TK・DS・TS地区(マレーシア・クアラルンプール市)

 現地調査をもとに、今回はクアラルンプール市内の3地区を対象とし、夜間の照度調査とアンケート調査を行いました。アンケート調査では、インタビュー形式で各地区の全世帯を対象としました。これらの調査は、全てマレーシア国際イスラム教大学の学生と共同で行いました。以下に各地区の概要を掲載します。

 2005年度に引き続き調査を行ったTK地区(下表左)は、直線的な道路が多く存在し、戸建住宅やテラスハウスの住宅が特徴です。マレー系住民が多くを占めており、道路幅員は平均12.7mです。

 DS地区(下表中)は、日本でいう公団のような組織が開発し、テラスハウスの住宅が建ち並んでいるのが特徴です。中国系住民が多くを占める地区で、道路幅員は平均9.0mです。

 TS地区(下表右)は、戸建住宅やテラスハウスの住宅が特徴です。マレー系住民が多くを占めている地区で、道路幅員は平均14.7mです。

TK(タマン・ダト・ケラマット・タンバハン)地区
DS(タマン・デサ・セタパ)地区
TS(タマン・セティアワングサ)地区

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これらの成果は2007年度日本建築学会大会(九州)において発表しました。

研究内容について詳しく知りたい方は、下記の論文ダウンロードをご利用ください。

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2007年度日本建築学会大会(九州)発表論文
クアラルンプール市の住宅地における夜間照度と住民の主観評価の関係に関する研究