三浦先生の授業を紹介します。全ての科目名に「環境」がついているのが特色です。
1年次・後期(2006年度まで)
2年次・前期(2012年度まで) ※2014年度以降は建築環境工学に統合
「この度、栄えある第1回ベスト授業賞を受賞いたし、大変光栄に存じるとともに、大変感激いたしております。 賞を頂いた「環境工学1」では第1週のガイダンスの時に、私は『この授業は必修で、しかも決して楽勝科目では ないから、諦めてしっかり勉強しなさい』と学生に言います。3、4週間に一度は小テストを行うというこの授業に 学生はよくついてきてくれました。そうした決して楽勝ではない授業を高く評価するところに本学学生の質の高さを 感じるとともに、そのような学生に教えることのできる幸せを感じます。私が本学で10年前に初めて行った授業が この「環境工学1」でしたが、私はその授業を「第1回」として、それ以降、私が本学で行うすべての授業に通し番号を 振り、その講義日記を一度も欠かさずつけてきました。先日受賞の知らせをいただいた日は、今回審査の対象と なったこの科目の2001年度分の講義日記を読み返しては感慨にふけっておりました。受賞した今の心境をこの日記 にしっかりと書き記し、まだ不十分な点の多い講義ですが、より良い講義に向けて精進してまいりたいと存じます。 ありがとうございました。」
(2002年9月27日、システム工学部教授会で行われた表彰式での受賞挨拶)
2年次・後期(2011年度まで) ※2014年度以降は建築環境工学に統合
2年次・前期(2014年度以降)
3年次・前期
第1週
くじ引きで2~3名ずつのチームを組み、計測器の使用方法を理解した上で、チーム内で話し合いながら計測計画を作成する。
第1週
くじ引きで2~3名ずつのチームを組み、計測器の使用方法を理解した上で、チーム内で話し合いながら計測計画を作成する。
第3週
レポートの講評会を行う。優秀レポートとして選定されたチームは発表を行う。
上記を5回繰り返す。教員がそれぞれの段階でアドバイスする。チーム編成は各課題ごとにくじ引きによって行う。
なお、すべて共同作業なので、作業を怠るとチームのメンバーに迷惑をかける。この点に十分に留意して履修すること。
3年次・後期
修士課程・後期
最後に、対象空間を管理している団体・組織に出向いて、学生による実測結果を発表し、設計者や管理者の立場からのコメントを引き出す。つまり、一方的に調査して終わるのではなく、実際の設計者、管理者の考えを聞くことによって、実測データに対して奥行きのある分析を試みるとともに、設計者や管理者に優れた点や改善すべき点を示唆する。