第1040回 環境工学Ⅰ 2006年 5月10日

換気量としてさまざまな空気の体積を解説した。
呼吸のため人間が吐き出す二酸化炭素は1人当り1時間当り0.02m3だが、イメージしにくい。
0.02m3=20リットルだから、2リットルのペットボトル10本分と考えるとわかりやすい。
1人当り1時間当りの必要換気量は約30m3。これは3m×3m×3mの立方体程度の体積。
そうすると、タバコの粉塵による空気汚染の必要換気量がタバコ1本当り約130m3という
数字がどれだけ大きいか理解できる。このようにして数字を具体的にイメージしてほしい。

予告どおり来週は、教科書第1章の残りページの解説と宿題(第1章演習問題のうち
計算問題)の解き方の解説が終わったら小テストに移る。
座席は指定(座席表は当日配布)。小テストの範囲は序章と第1章のすべて。
小テストは、記述式(用語を記入)の穴埋め問題、五者択一の正誤問題、計算問題を
出題する。資料持込みは不可。

教科書は5月18日(木)に生協に入荷予定。第2章から教科書を使える。