第1043回 環境工学Ⅰ 2006年 5月17日

第1回目の小テストを実施した。問題数が多いので時間が足りないのではと心配したが、終了時点でほとんどの学生が解き終わっていた。
さっそく採点した。配点は選択式問題が1問2点、記述式は1問1点、計算問題は1問2点で合計63点満点。
50点以上の学生は5名。最高点は55点、最低点は16点(来週の講義終了後に、希望者には自分の点数を伝える)。
全体的に知識の正確さが足りないというのが第一印象。例えば、`ppm´は何の略語かを正確に書いた学生は一人もいなかった。
`parts´ の `s´がなかったり、`per´が`par´となっていたり、`million´の綴りが間違っていたり‥‥。
「揮発性有機化合物」というような少し難しい専門用語をさらりと言えるようになるのが専門の勉強の醍醐味だ。
わかりにくい用語は声を出して読みながら自分で書いてみる(ワープロに頼らずに)ことだ。
計算問題では、単位が重要。しかも小テストの直前に計算問題では単位を書くのを忘れないようにと警告している。
そこで、計算結果が正解でも単位のないものや単位の表記が間違っているものは不正解にした。
小テストは今後も同じ形式で出題する。この第1回目を受けて学習方法がつかめたのではないだろうか。
教科書は予定通り5月18日(木)に生協に入荷した。来週5月24日(水)の講義までに必ず購入して教室に持参すること。
来週から「第2章 日照と日射」に入る。あと1ヶ月で夏至を迎える。
夏至、春分、秋分、冬至の日の太陽に動きが諸君の頭に入っているだろうか。