第1046回 環境工学Ⅰ 2006年 5月24日
この講義から教科書を使い始めた。
この教科書は、環境工学Ⅰだけでなく、後期の環境工学Ⅱでも使う。3年前期の環境工学実験の
計測テーマ探しのヒントにもなる。そして入社試験や建築士試験に役立つ。
だから、ずっと手元に置いて使ってほしいと話した。特に巻末の索引を充実させたので、
勉強や仕事で意味がわからない用語が出てきたときに、用語辞典としても使えるのだ。
第1回目の小テストを講評し、終了後に希望者には小テストの点数(63点満点)を教えた。
思いのほか成績が悪かった学生が多いようだが、小テストはまだ3回ある。
出題形式は変えないので、しっかり勉強して小テストに備えてほしい。
この科目でAが取れたら、建築環境工学の基礎をマスターしたといっていい。
とにかく難しい単語は手で書くトレーニングをすること。これが基本。
第2章では日影に関する図を正確に読めるようにすることが目標。
環境科学Ⅱの講義で日照問題を取り上げたが、日照紛争では日影時間図が必ず問題になる。
小テストに備えて、その時間に教わったことはその場で理解し覚える。これが一番効率的だ。