第1054回 環境工学Ⅰ 2006年 6月14日 「小テストかワールドカップか」

第2回目の小テストを採点した。70点満点で最高点は63点。最低点は8点。
満点の8割近くに相当する54点以上の学生が6名。
満点の2割未満に相当する13点以下の学生が4名。
用語の記述問題は勉強しておかないと書けない。
専門用語の暗記問題が中心だから、小テストの点数は
試験勉強にかけた時間数に比例するのではないだろうか。

小テストの2日前には日本対オーストラリア戦があった。
小テストの当日早朝にはブラジル対クロアチア戦もあった。
4年に一度のワールドカップと小テストのどちらをとるかを考えた学生もいるだろう。
4年前の日韓大会のときはどうだったろうかと当時の講義日記を読んでみた。

2002年6月14日(金)は2限と3限が3年生の「環境工学実験」だったが、
この日の15:30が日本対チュニジア戦のキックオフのため、
学生の同意を得た上で、昼休みなしで3限を繰上げ、13:15に終了させている。
授業が終わったところで、学生も私も自宅に向かったが、
東大宮駅に着くと電車が動いていない。
そういえば、さきほどの授業中に地震があったのだった。
そこで、何人かの学生とタクシーに乗って大宮駅へ。
テレビの前に辿りついたのはキックオフの直前だった。
この試合を日本は2-0で勝ち、決勝トーナメント出場が決まる。
今大会の日本代表にあの歓喜が待っているだろうか。