第1069回 環境工学Ⅰ 2006年 7月26日 「小テストの講評と学生の感想」

第4回小テストを採点した。今回は、理論を正確に理解することをねらって5者択一方式を中心とした。
52点満点で、9割に相当する46点以上とった学生を発表する。
本当は個人名を出して栄誉を称えたいが、HPという性格上、学籍番号のみにした。

52点 R05003(満点!)
50点 R05047 
48点 R05027・R05044・R05062 
46点 R05029・R05040・R05045・R05050・R05077・R05088

講義に対する感想や要望をじっくり読んだ。
もっとも多かったのは、板書の仕方がよくないという意見。これに弁解させてもらうと、
これまで542教室でこの講義をやってきたが、今年初めて374教室を使うことになった。
例えて言えば、542教室はサッカー専用球場で、374教室はトラックのある陸上競技場。
542教室では学生と黒板の距離が近いので、少し複雑な図を書いても十分読み取れる。
だから、図を丁寧に描いて、じっくり説明できた。
374教室では後方の学生でも読めるようにと、大きな文字で書かざるを得ない。
図は大きく描くと、どうしても荒っぽくなってしまう。結局、キーワード程度の文字と簡単な図が
バラバラに書いてあるだけの、学生の意見どおりの板書になってしまった。
後期の環境工学Ⅱの教室は542に戻る。542の方が集中できてよいという声と
374の方がゆったりしてよいという声が聞かれる。教室環境には引き続き配慮したい。

講義に対する感想では「教科書が読みやすくわかりやすい」とたくさんの学生が書いてくれた。
こうした感想を読むと、他の大学でもこの教科書を使ってもらえるのではと期待したくなる。
講義日記を毎週読んでいる学生も少なからずいるようで、生き生きとした感想を寄せてくれたのは本当にうれしい。

成績を集計した。9月の成績表配布まで待てない学生はいつでも研究室に聞きにくること。
さあ、夏休み。思いっきり楽しんで、9月には元気な顔を見せてほしい。

<教科書に訂正がありました。発見した学生に感謝します>
教科書62ページ3~6行目→3行目の暖色の説明文から「赤紫」を削除。
教科書123ページ最下行の数式の分母 0.11/1.2→0.01/1.2
教科書124ページ2行目の数式の分母 0.11/1.2→0.01/1.2
http://www.morikita.co.jp/soft/58111/58111errata.pdf
教科書52ページ「均斉度」を授業中に「きんさいど」と読んだが、正しくは「きんせいど」であった。