第1142回 環境工学Ⅰ 2007年 5月 2日 「思っているよりも学生の理解度は低かった」

連休の谷間の平日だが出席率は落ちておらず、本学学生の真面目さがうれしい。

冒頭で「今日は第1章を終わらせ来週は小テスト」とアナウンスした。
そこで、小テストに備えて、出席票を使って学生を指名し、
これまで解説した重要事項について問題を出した。
解説が一区切りして次の単元に入るときも、気分転換を兼ねて学生を指名し
問題を出したが、これが次の単元に入るための知識の確認にもなった。

いつもより多くの学生を次々に指名し答えさせてわかったことは、
こちらが思っているよりもずっと学生の理解度は低いということだ。
とっさに当てられて戸惑っていることを割り引いても、基本事項が頭に入っていない。
教科書を使ってうまく説明できていると思い込んでいただけにショックだった。
そこで、次の単元の換気量計算からスピードを落としてじっくり解説した。
これからも今日のように、学生を指名して理解度を確かめながら進めたい。

来週は、第1章の残りをすませたあと、演習問題の計算問題を解説して小テストに入る。
・試験範囲は、教科書の序章と第1章のすべて。
・授業中に配布した新聞記事は試験範囲から除く。
・小テストの形式は、①選択肢式の正誤問題、②穴埋め問題(用語記入)、③計算問題。
・教科書、ノート、資料の持込みは「不可」。
・学籍番号後半の学生は小テストの際、教室移動となることにご理解を。

では、がんばってください。