第1146回 環境工学Ⅰ 2007年 5月23日 「学生の存在に支えられている自分」

まず先週の復習となる演習問題を板書しながら説明した。
次に、太陽位置図を説明し、これに対応する演習問題に入り、学生を指名して答えさせた。
そこから、日影曲線に進み、これの演習問題を皆で解いて、学生を指名した。
さらに、等時間日影線を説明して、これに関する演習問題も学生を指名しながら解説していった。

つまり、基本の説明と演習問題。これを繰り返した。
これまでにない形式の講義だ。
学生とともに一歩一歩踏みしめながら進んだ気がする。
このような形で講義形式を工夫できるのも
教科書という授業の基盤がしっかりしているからだと思う。
演習問題によって、少し早足で説明した等時間日影線の
点P、Q、Rの意味も理解できたのではないだろうか。

はしかの流行のため本学もついに休講になってしまった。
研究室の活動がここで一週間止まってしまうのは痛い。
それに、教員の入構は禁止されていないので、我々は毎日大学に来るが、
学生がいないと思うと正直さびしい。
こういう事態は大学に勤めて初めてだが、いつもの自分がどれだけ学生の存在に
支えられているかがわかる。