第1157回 環境工学Ⅰ 2007年 7月18日 「板書を体系立ててノートに写す作業も大切だ」

先週の金曜日に自宅の廊下で物につまづいて転んでしまった。
目のまわりが充血しアザがまだ残っている状態で教壇に立った。

今週で教科書の解説は終わり。
第5章前半の「断熱」まで予定どおり進んだ。
今日は、板書を消さずに、書き足していった。
ノートを取りづらかったと思うが、板書をその都度目で追って
重要事項の確認ができたのではないだろうか。

ところで、先週、学内のある会議で「パワーポイントを使い始めると
居眠りをする学生が出始めるのはなぜか」が話題になった。
学生に聞いてみたら、パワーポイントの画面がきれいすぎて均質だからだという。

教師が書く板書は大体読みにくい。字も乱れ書く場所もバラバラ。
だからノートを取りにくくてしょうがない。
でも、そうやって苦労しながら黒板の文字を体系立ててノートに写す作業を
自分でやるからこそ理解が深まり知識が身についていくのだ。
もちろん教師はきれいに板書する努力を怠ってはならないが。

来週は最後の小テスト。
試験範囲は第4章全体と第5章(74ページ2行目まで)。
がんばってください。