第1210回 環境工学Ⅰ 2008年4月23日 「癒しのバス」

東大宮駅と大宮校舎を結ぶバスの旅。
車内で朝は一日の始まりに気持ちを新たにして、
帰りは窓の外を見てぼんやりと過ごす。
ときに運転手さんと挨拶をかわす。
片道わずか5分間だが、大切な癒しのバスだ。

金曜日の夜は一週間が終わった開放感で同乗の学生達もはしゃいでいる。
そんなとき馴染みの運転者さんからうれしい話を聞いた。
「三浦先生の講義日記、読んでますよー」と。
昨年の12月、環境工学Ⅱの講義日記に「ふと気がついたこと」と題して
授業終了後に学生が質問に来なくなったことを嘆いたが、
それを読んた感想も運転者さんから聞かせていただいた。

今日の授業で学生の手元をみると、ちゃんと教科書を買ってきている。
奥付けのページを読ませて、自分が買ったのが初版か第2刷かを聞いてみた。
今春生協で販売されていたものはすべて第2刷だった。
初版の誤記を直した新しいバージョンが流通していることがわかって安心する。

今日の講義では、終わったあとに二人の学生が質問にきた。
学生の質問は、より良い授業づくりに確実に役立つ。
質問、待ってます!