第1212回 環境工学Ⅰ 2008年4月30日 「授業は学生と教師で創るもの」

気温が高めで教室が蒸し暑くなるのを心配したが、冷房が入って快適になった。
先週やったことについて指名したら、学生が教科書を見ないですんなり答えたため、いい感じで授業に入った。

該当ページを書画カメラでスクリーンに大きく映して解説を進める。
小テストで出題したいような大切な用語は整理して板書する。
書画カメラにページを映した状態のまま、赤ペンで説明を書き加えてみたが、これは効果的かもしれない。
こうやって書画カメラの使い方を少しずつ進化させている。

煙突効果の図を説明していると、あわててノートに写そうとする学生の姿が見えたので、板書に切り替えた。
書画カメラを用いた図の説明はテンポが早すぎて学生の理解が追いつかないので、
重要な図は板書してじっくりと説明することの大切さを実感した。

今日も終了後に、学生が授業の感想を聞かせてくれたり、配布したプリントの解法を質問にきたりした。
授業が終わったあとの教壇がにぎやかになったのがうれしい。
終わったばかりの授業の手応えを感じることができるからだ。
授業は学生と教師で創るものだとつくづく思う。