第1228回 環境工学Ⅰ 2008年6月11日 「完全な自画自賛」

第2章の解説を終わらせて小テストをやった。
試験監督をしながらこれからの講義の進め方を考えた。
昨年の講義日記を見ながら各週でどこまで進み、小テストをいつやるかを決めた。
講義日記を読み返すと昨年の今頃は「はしかがはやって休講となり、
その分、急いで授業を進めざるを得ない」と何度も書いている。
週数が足りず解説を圧縮した単元もあった。
そのせいで、授業評価で「先生の解説のテンポが速過ぎて理解しにくいことがあった」という
コメントが出てしまい、くやしい思いをした(教師も生身の人間だ)。

今年は残りの週数で余裕を持って進められそうだ。
分厚い教科書であれば、一部だけを取り上げたり、概要を駆け足で説明したりすることが多いが、
この講義の教科書は、じっくり読んで丸ごと理解することをねらいにしているのだから、
これまでのペースを維持して丹念に解説していこうと思う。

ところで、講義計画をスムーズに立てられるのも毎週講義日記をつけているから。
完全な自画自賛ですが、講義日記の効用です。