第1311回 環境工学Ⅰ 2009年5月18日 「講義日記のアクセス率は15%」
小テストで、講義日記にアクセスしたことがあるかを聞いてみた。
「アクセスしたことがある」と回答したのは15%。
低い数字だが、一度でも見たことのある学生はそれなりに効用を評価してくれている。
ある学生は「今の講義が『換気』についてなので、実際授業中どんな環境になっているかを
『換気』視点で書いてあり、日記を読むだけで復習になっているような気がした」と書く。
「先生がどのようなことを感じて授業したのかを読んで、その授業内容を思い出せた」、
「テストの参考になりそうなことがたまにのってて、ちょっと得…」と、復習への効果を認めている。
「まとまりが良い」「軽くて見やすい」とHPの作りも好評のようだ。
ある学生は「昨日初めて講義日記にアクセスしたが、なかなか面白かったので過去の記事も読んだ。
勉強をしようという気にもなった」と書く。勉学意欲を喚起する効果もあるのだ。
「先生がどのように考え授業しているかが分かるので、これからも続けてほしい。
高校などとは違い、大学では先生との距離を考えてしまうから」と書いた学生もいる。
「先生の気持ちが少し伝わった」という感想もあった。
我々教師も生身の人間。その正直な思いが伝わればと思う。
「1回1回記録・感想を書き続けて、去年の反省を今年に、今年の反省を来年にとつないでいる」
「講義への配慮や反省がうかがえる」「授業に対する意識の高さを感じた」
講義日記を続ける姿勢を評価してもらえると本当にうれしい。
「講義日記の最後の締めくくりが『!』マークなのがいい」という感想もあった。
振り返ってみると「がんばってください!」など「!」で終わっていることがとても多い。
こうしたメッセージが皆に届くよう、アクセス率が少しでも高くなればと願っている。
「アクセス、待ってます!」