第1315回 環境工学Ⅰ 2009年5月25日 「長年の経験で得た講義方法」

第1回小テストの成績上位者15名を発表した。
栄誉ある学生の顔を見たいので、手をあげてもらった。
名前を発表された学生はこの調子で、
発表されなかった学生は次回を目指して、ともにがんばってほしい。

第2回以降の小テストも、用語穴埋め、選択肢式、計算問題という構成は
変えない予定なので、それを想定しつつ学習に取り組むことが大切。
計算問題は自力で解いて自分で答え合わせをすることによって
問題を解く力が身につくのだ。

今日の講義では教科書に沿って「均時差」を解説する前に、11月1日を例に、
①日の出、日の入りの時刻から計算した南中時刻
②東京と明石の経度差から計算した南中時刻
を計算して、両者が一致しないこと、そしてそのずれが均時差であることを解説した。
均時差にまず興味を持たせることを意識した講義の進め方。
その後、教科書を自分でじっくり読むことで体系的に理解できる。
「解説のゴールを先に示す」。長年の経験で得た講義方法のひとつだ。

講義日記のアクセス率を少しでも上げるため、過去2回分の内容をコピーして配布した。
前回(第1311回)の講義日記では、小テストに設けたアンケートの回答を紹介した。
講義日記にはこれからも学生の声を載せていきたいので、
講義に対する質問・意見・要望を寄せてください!