第1423回 環境工学Ⅰ 2010年6月21日 「さらなる歓喜が待っているかもしれない」

第3章の「採光と照明」に入った。
測光量である光束、光度、照度、輝度については、
比較的イメージしやすい照度から解説を始めることにしているが、
それに加えて、演習問題を解いて実際の光度や照度の数字を扱いながら説明すれば、
さらにわかりやすかったと反省した。

室内環境に関する事柄が授業の対象なので、教室を教材にして説明できる。
今日も、昼光率を説明するのに、照明を消して採光だけだと
どのくらいの明るさになるかを体感させた。
来週は照度計を持ち込んで、教室の照度の数値をみせたい。

ところで、2006年6月14日の講義日記に
「小テストかワールドカップか」というタイトルで、
「4年に一度のワールドカップと小テストのどちらをとるかを考えた学生もいるだろう」と書いた。
ドイツ大会の最中だったのだ。

その講義日記では、さらに4年前の日韓大会を振り返って、
地震が発生して電車が遅れ、キックオフ直前に自宅に辿り着いたことを書いている。
そして「今大会(ドイツ大会)でも、日韓大会のような歓喜が日本代表に待っているだろうか」
と書いた。残念ながらドイツ大会にそうした歓喜はなかったが、
アフリカ大会では、先週のデンマーク戦で日本列島は沸きに沸いた。
そしてまた、さらなる歓喜が待っているかもしれない。

時差の関係で幸い授業時間帯とワールドカップの試合が重複することはない。
昼間はしっかり勉強して、夜はワールドカップの試合を楽しもう!