第1482回 環境工学Ⅰ 2011年5月16日 「黒板の使い方が悪く、教師としての基本をはずした」

今日から教室のある5号館は冷房が使えるよう空調の切替えが行われたが、
気温がそれほど高くないので、熱源機器を動かしていない。
それで今日も窓を開けて自然換気を行った。

先週の講義終了後、研究室HPとブログのURLを履修者全員に一斉メールで送った。
講義を始める前に、最前列の学生にメールが無事着いたかを小声で聞いてみた。
「読みましたよー」と返答してくれたので、「ありがとうございます」と小声で伝えた。
短いやりとりだったが、気持ちよく講義をスタートすることができた。

来週の第1回小テストに備えて、第1章をすべて終わらせなければならない。
そこで、ポイントを押えつつ、今日もテンポよく進めた。
教卓で室温を計ったら、終了時に28℃を超えていた。体感的には限界だ。
5月、6月の中間期でも暑い日は冷房を使わざるを得ないだろう。

来週の小テストの勉強の仕方を改めて書いておこう。
まず、重要な専門用語を正確に書けるようにしておくこと。
手書きで書けないとワープロの漢字変換を間違えてしまうのだ。
それから、章末の演習問題にある計算問題を必ず自分の力で解くこと。

授業終了後、学生が質問に来た。
換気のための給気機のそばに冷却塔があってはいけないということを説明する際に、
黒板のスペースが足らず、排気機のそばに冷却塔の絵を板書してしまった。
それで混乱したようだ。

大切な図は書画カメラを使わずに板書しているのだから、
黒板のスペースの使い方が悪くて間違ったことを板書するのは
教師としての基本をはずしている。
こちらの説明の適切さも学生からの質問によって把握できる。
どんな些細な質問でも遠慮はいりません!