第1558回 環境工学Ⅰ 2012年5月21日「筋トレ型授業は専門家としての基礎体力づくり」
首都圏で金環日食を見られる日。
7:35から自宅の玄関先で特殊メガネをかけて見た。
そのとき太陽が雲に隠れなかったのは本当に幸運。
太陽そのものが見えることにこんなに気を揉んだのも初めてだ。
その日の講義テーマは偶然、太陽の動きと日影のでき方だった。
第1回小テストの採点が終わった。
来週の授業の初めに成績上位の学生を発表できる。
小テストの出題形式が理解できたと思う。
あと3回の小テストも同じ形式の予定だ。
どの問題も、テスト勉強をしていないとまったく解けない問題だ。
逆に言えば、勉強した時間に比例して点数が上がる。
努力が確実に報われる出題形式だ。
その点で、この授業は筋力トレーニングのようなものだ。
毎週の授業と小テストで理論と知識を身につける。
2年生は専門家としての基礎を固める時期だから
このような授業が必要だ。
しっかりと勉強した事柄は記憶の底に残り続ける。
卒業する時には忘れてしまっていても、
仕事で必要になって思い出すこともある。
筋トレ型授業の良さに何年も経って気づくこともあるのだ。
筋トレ型授業は専門家としての基礎体力づくり。
そう思って、最後までがんばろう!