第1576回 環境工学Ⅰ 2012年7月2日「授業で学んだことは就活や仕事に必ず役に立つ」


授業の始めに住宅メーカーの新聞広告のコピーを配った。
このような一般向けの広告でさえ、この科目で教えている
熱貫流率や熱損失係数などの数値を
住宅の性能として記載していることを見せて、
この講義で取り上げる専門用語の大切さについて話した。

三浦研で総合研究に取り組んで今年3月に卒業した
細井雄太君はこの新聞広告の住宅メーカーに就職した。
彼からしゃもじ(広島カープの応援グッズ)の形のはがきが届いた。
就職の挨拶に添えて「環境工学が住宅の説明や建築士の勉強に
とても役立っている」と書いていた。
そこで、このはがきも書画カメラで見せた。

現在、三浦研究室で総合研究に取り組んでいる4年生の
青木政幸君は、会社の面接の終了間際に、
「low-eガラスを知っているか」という質問に答えられたことが
内定の決め手になったと思うと言っていた。
彼は面接の前日に教科書を読み直していたのだ。

学生に贈る今日のメッセージは
「授業で学んだことは就活や仕事に必ず役に立つ」ということ。
このことは前のブログでも書いたが、何度でも言いたい。
単位をとることだけが授業の目的ではありません!