第1004回 環境工学Ⅱ 2005年10月28日

今日の講義は、配布物に頼らず自分でメモをとって理解することに重点を置いた。
黒板に書かないことでも重要なことはメモをとる姿勢が大切だ。
自分のオリジナルのメモをもとに次回の小テストに挑戦してほしい。
自分の言葉で書かれた答案には積極的に良い点をつけたい。
ところで、社会に出たら、打合せでメモを取らない人間は信用されない。
実務に強くなる第一歩はメモを取ることと肝に銘じるべし。
今日のポイントは「障害者施設づくり≠バリアフリー」ということ。
終了後、学生が質問にきた。講義の中で、病院に必要なのは「安静」だが、
施設に必要なのは「生活」と強調したが、「長期入院の患者が
社会復帰に備えて生活の訓練を行うこともあるのでは」との質問。
なかなか鋭い指摘。わかりやすくするため、病院=安静 施設=生活
というふうに単純化しているが、現実にはその中間もあるのだ。