「都市環境管理」の講義日記にも書いたが、
    542教室でもAV機器の導入に伴い、授業を自動的に録画できるようになった。
    教育支援センターに申請して、私の講義はすべて毎週録画してもらうことにした。
    録画の音声を拾うためマイクを装着して、この科目のガイダンスを始めた。
    
    やはりカメラの存在を意識すると、何となく落ち着かない。
    でも、きちんと話して正確に黒板に書こうという気持ちになっているのも事実だ。
    自然と背筋が伸びてテンションがあがるのはいいことだ。
    
    教卓のコントロールパネルを見ると、教壇を撮るカメラと学生を撮るカメラの切り替えができる。
    学生に質問してそれに答える姿を撮ろうなどと一瞬考えたが、やめにした。
    そんなことをしたら学生は落ち着かない。
    録画していることに振り回されたら本末転倒だ。
    
    7月25日に前期の環境工学Ⅰが終わって2ヶ月が過ぎた。
    まだ暑い日が続くが、これから来年1月までの講義が始まる。
    その間、季節は秋から冬へと移っていく。
    その思いを講義日記にしっかりと書きとめていこう。