ここのところ教卓の新しい機能に少しはしゃぎながら講義をしている感じ。
    今日は書画カメラの新しい使い方を発見した。
    
    一昨日の都市環境管理の講義で、配布したプリントを
    書画カメラでスクリーンに映せば説明しやすいことを書いた。
    
    今日の環境工学Ⅱでは、空気線図の成り立ちを理解することが目的。
    そこで、黒板に空気線図を簡略化した図をいくつも書いて、
    空気線図の読み取り方や使い方を説明したが、そうした説明と
    教科書にある詳細な空気線図の対応の説明に手間取った。
    
    そこで気がついた。
    ポイントを解説するため今までどおり板書は続けるとして、
    その際、教科書の該当ページを書画カメラで提示しておけば、
    学生は板書とスクリーンの両方を顔を上げて見ることができる。
    教科書は厚みがあり開いたままでは書画カメラに載せられないから
    各ページをコピーしておいて、それを見せればいいのだ。
    
    視線を落として教科書の文字をずーっと眺めていると誰でも眠くなる。
    居眠りを減らすには、学生の顔を上げさせることだ。
    Audio Visualシステムの整備のおかげで「遅刻・私語・居眠り」という
    教室の三大問題のうち、未解決だった居眠り問題を撲滅できるかも。