音の講義の2回目。
    教科書を書画カメラでスクリーンに映しつつ、
    数式を板書する方法をとった。
    距離が2倍になった時の騒音レベルの変化は、点音源と線音源の場合で異なるが、
    数式上の違いは部分的。
    そこで、点音源の場合の数式を残しておいて、別の色のチョークでそこだけ変えていけば、
    線音源の場合の数式になるというわけ。
    
    こういうふうに、黒板の使い方に職人芸を見せたが、居眠りが出始めた。
    終わってから気がついたが、こういう時にこそ学生を指名すればいいのだ。
    前期のアンケートで「指名方式に時間をかけないでほしい」というコメントがあり、
    これが気にかかって、しばらく指名方式をやめていた。
    またこの方法を復活させよう。
    でも学生が眠りについてから指名しても遅い。
    全体的にテンションが下がり居眠りが出そうなときにやるべきなのだ。