大学の授業には、教室で講義を受ける座学型の授業と、
実際に手や体を動かす演習型の授業がある。
この環境工学Ⅱは、前期の環境工学Ⅰに引き続き、座学型の授業だ。
その科目の基礎となる用語や理論に関する正確な知識があってこそ
そうした知識を演習型の授業で真に自分のものにすることができる。
三浦担当の演習型の授業は、3年前期の環境工学実験だ。
それを実り多いものにするために、この環境工学Ⅱで知識を鍛えてほしい。
講義の収録を後期も続けることにした。
収録映像の活用方法について学生のアイデアを待っている。
現在、芝浦工大学術情報センターのe-Learningラボラトリー支援スタッフと、
収録映像の公開方法について話し合っている。
とはいえ、収録映像を公開するシステムを大学全体で構築して正式に運用するには
さまざなな調整が必要で時間もかかるだろうから、
とりあえず三浦の担当科目に限って履修者のみが学内のパソコンで閲覧できるような
(記憶媒体へのダウンロードはできない)システムを試験的に立ち上げ、
収録映像を公開する実験ができないだろうか。
芝浦工大は、授業の質的向上に全学的に取り組む活動(FD活動)に力を入れている。
学生に役立つものは何でもすぐにやる。
収録映像公開の実験もこの精神に基づく提案だ。
学内の関係者のご協力をお願いします!