第1255回 環境工学Ⅱ 2008年10月10日 「眠かった学生は収録映像で復習すること」

10月半ばになっても蒸し暑い日が続いている。
夜肌寒くなることを心配して上着を着て出かけるが、昼間は邪魔になるだけ。
そんな日の教室の室温コントロールが一番難しい。

まだ空調が冷房から暖房に切り替えられていないので(システム棟の空調システムに
ついては、この科目で12月に解説します)、教室もまだ冷房できるが、
冷房するとかえって寒くなる。そこで、学生に自分の体感を5段階で挙手してもらい、
教科書第6章「体感温度」のイントロダクションにしたが、教室を見渡すと
学生の目はトロンとしている。

講義が終わってから気がついた。教室の後ろにある3つの窓が、
ガラス窓もカーテンも閉まっていたのだ。これだと換気や通風が望めないし、
教室が全体的に薄暗く閉鎖的になってしまい、学生は余計に眠気が増しただろうと思う。

授業の始めに出席票を配りながら学生の手元を見て、教科書の準備状況を調べたり、
ノートの書き方を見たりしているが、そのとき窓とカーテンの開閉もチェックしよう。
学生諸君も協力してほしい。

この日の講義収録映像はすでにS*gsotにアップされている。
映像も音声も無事とれていた。
眠くて授業に集中できなかった学生はS*gsotの収録映像を見て復習すること!