冒頭で第1回小テストの結果を発表した。73点満点の8割は58点なので、
切りのよい60点以上を発表したら、授業終了後に、58点を取った学生が
自分のことも発表してほしかったと残念がっていた。
この得点発表は、学生のがんばりを讃えて授業へのモチベーションを
維持するために行っているのだから、発表する人数をあえて絞る必要はない。
これからは8割以上を取った学生を目安に、多めの人数を発表しよう。
毎週、授業の準備をする際に、前年度の同じ授業の講義日記を読み返している。
昨年この授業(第7章の第1週目)では「居眠りが多い」と書いている。
そこで、教室が暗くて眠気が増さないよう授業開始時にカーテンを開けたり、
指名方式を復活させて学生に質問したりした。
授業をしながら終盤に教室を見渡すとほとんど居眠りはいなかった。
「昨年は居眠りが多かった」と最初にアナウンスしたこと自体が学生の気持ちを引き締めたのかもしれない。
ところで、収録映像は余分だった授業開始時の空白(出席をとっている時間)をカットして
S*gsotに再アップされている。再生すると、いきなり授業が始まるので使いやすいと思う。
しかし、講義の収録映像はいろいろな理由で講義を受けられなかった学生のために、
いわは安全ネットとして、いつでも見られるようスタンバイしている。
授業提供の付加価値を少しでも上げたいと思うからだ。