第2回小テストを実施した。
その中で、今回も「S*gsotで授業収録映像を見ましたか。見た学生は感想を、
見なかった学生はその理由を書いて下さい」というアンケートを設けた。
9割の学生が「授業中にしっかり理解しているので見る必要がない」と答えた。
それで十分。ライブの授業が一番なのは前に書いたとおりだ。
2名の学生が「やむ得ない理由で休んだので、収録映像で勉強でき助かった」と書いている。
このような形で実際に収録映像を活かす学生が出始めたことはとてもうれしい。
繰り返し書いてきたように、収録映像を見ることは義務ではない。
それなりの使い方(使わないことも含めて)をしてもらえればそれでよい。
ところで、授業再開時にふと思いついて、小テストの助手をしてくれた研究室の4年生を紹介した。
この学生は来週の講義で取り上げるドーム建築を設計した企業の設計部に内定している。
あとになって、本人から教室の2年生にひとことメッセージを言ってもらえばよかったと後悔する。
研究室に戻って聞いてみたら、本人も、もし一言ということになった時のため
何を言うかを考えていたという。何を言うつもりだったか聞いてみたら、
「授業の中に就職に役立つ情報があるので、授業でがんばってください」と言いたかったという。
先週の授業では、授業中に解説する知識や理論を知っておくことが
就職活動にいかに役立つかを強調したが、この学生もそれを伝えたかったのだ。