第1285回 環境工学Ⅱ 2008年12月12日 「今の状況が続くなら」

毎週講義の冒頭で学生の席を巡回して出席票を配布している。
これが担当する講義での共通したやり方だ。
これにはいくつかの利点がある。

ひとつは学生が「これから講義を受ける」という心の準備をしているかを
机の上に置かれたものから判断できる。
教科書を用意しているか。ノートをとる体勢にあるか‥‥。
もうひとつは内職状況のチェックだ。
別の科目のレポート期限が近いと内職がふえる。

これまで、私語・遅刻・居眠りを教室の三大問題と言ってきた。
どれも講義を妨害するか教室の雰囲気を悪くする。
今日の講義で、これに「内職」が加わった。

もちろん内職は禁じたい。
しかし、授業中に教室を巡回して注意して回るわけにはいかない。
それにいちいち注意すると教室の雰囲気が険悪になる。
だから、やむを得ず私語をしないことを前提に内職を容認している状態だ。

しかし今日は状況が違った。
内職している学生が隣や前後の席の学生に解き方を聞いたり
相談したりしている。そうした私語は小声であっても
周囲はとても気になるものだ。

こうした状況が続くならもっと強い措置をとらなければならなくなる。
それは教師にとっても真面目に講義を受けている他の学生にとっても
決してうれしいことではない。