第1345回 環境工学Ⅱ 2009年9月25日 「学生諸君は講義への姿勢をきちんと維持していた」

後期が始まった。
この授業も今週はガイダンス。
講義のねらいや成績評価の方法を詳しく説明した。

ところで、前期「環境工学Ⅰ」の最終週の講義日記で講義の感想を紹介したが、
そのときに触れなかったことがある。
それは教室の奥行きがかなりあるので前半分に座ることにしたことへの反応だ。
結論から言えば、この方針は十分に理解されていた。
「後ろの方に座っていたら授業に興味を持てないことが多いのでこの方針はよかった」
というコメントがあった。

この環境工学Ⅱの教室も奥行きがある。そこで、学生が入り始める前に教室に着き、
前半分に座るよう呼びかけなければと思っていた。
実際教室に着いてみると、そうした呼びかけは必要ないことに気がついた。
ほとんど全員が教室の前半分の席にすでに座っていたのだ。
この講義は前期「環境工学Ⅰ」の続編だが、
講義への姿勢を学生諸君はきちんと維持していたのだ。

授業が終わった後、板書した字の大きさを学生席側に立って確認した。
後方に座る学生がいなければ、やたらに大きな字で板書する必要もない。
一人一人の学生の表情を教壇から読み取ることもできる。
いいスタートを切ることができた。

では、来週から本編に入ります。
後期もよろしく!