第1366回 環境工学Ⅱ 2009年11月13日 「書画カメラで学生も実演に参加」

第1回小テストの高得点者を発表した。
ひとりひとりが拍手で祝福されていた。
名前を呼ばれる学生もどことなく得意げだ。
自分の名前が呼ばれるようがんばってほしい。

先週の講義日記で約束したように、騒音計を教室に持ち込んだ。
ここで思いのほか書画カメラが効力を発揮した。
騒音計のスイッチをオンにしたまま書画カメラの台に載せると
騒音レベルの数値が刻々と変化するさまをスクリーンの大きな画面で
はっきりと見ることができるのだ。

教壇で手をたたくと、騒音レベルの数値が一気にあがる。
学生も自分の席で手をたたくと、その音の拾って、やはり騒音レベルが上がる。
学生も着席したままで実験に参加できる。

A特性の補正をかける操作や、10秒間の等価騒音レベルを
自動的に計測する操作も実演した。
これまでは教室に実物を持ち込んでも、後方の学生には
見えにくいことが多かったが、書画カメラのおかげで
教室の全員が実物を見ることができる。

これからもこうした実演を時々取り入れたい。
長く授業をやってきたが、工夫すればいろいろなことが
できることに改めて気が付いた授業であった。