第1381回 環境工学Ⅱ 2009年12月11日 「小テストは自分の言葉でのびのびと書こう」

今日から応用編。
これまでの授業で解説した理論が実際の建物で
どのように活かされているかについて講義する。
その第一週は「ドーム建築」だ。

授業中に説明したように、次回(最終回)の小テストは
記述式が中心となる。
記述式だと問題を想定し、模範解答を作っておきたくなる。
その事自体は悪いことではないが、そうした模範解答作りを
他の学生と共同でやると失敗することがある。

それは、模範解答に間違いがあることが結構多いことだ。
採点していると、同じ部分で同じ間違いをしている解答が続くから
そうした分担作業の結果だとすぐにわかる。

テストの解答は、自分自身が理解した内容を自分の言葉で
のびのびと書いてほしい。
そのようにして書かれた答案は読みやすくて優れたものが多い。

記述式の答案には、授業中に説明した用語や数字を使って
書くことが大切だ。