第1447回 環境工学Ⅱ 2010年10月12日 「教科書の読者から質問メールがきた」
内部結露について解説した。
内部結露を防止するためには、断熱材、防湿層、透湿層を
壁断面にどのように配置するかがポイントだ。
これを記述した箇所について、この教科書の読者からメールで質問が届いた。
初版から最後のページの著者略歴のところにメールアドレスも載せて、
読者からの質問をいつでも受けられるようにしている。
しかし、実際にメールをもらったの初めてだったので、
詳しく読まれた読者からのメールがうれしかった。
質問の内容は、84ページの図5.17に関するもの。
それを説明した85ページの文章に「コンクリートや断熱材の‥‥」とあるが、
この図は木造の場合なので、コンクリートと入れるのはおかしいではという指摘だ。
指摘のとおり、コンクリートという用語は削除すべきだ。
このページを執筆している際にも、
図5.16までは鉄筋コンクリートを例にして説明しながら、
図5.17から断りなしに木造の例を挙げていることに気づいてはいた。
それをズバリと指摘していただいた訳だ。
さっそく次の重版時に修正したい。
出版社HPの正誤表も差し替えてもらおう。
一般読者の皆さま、ご質問やご意見をお知らせ頂けると幸いです!