第1535回 環境工学Ⅱ 2011年12月13日 「たったの10分のテスト勉強でも点数は上がる」

先週の小テストの採点をこの一週間でがんばってすませた。
点数が80%以上の21名を発表した。
前回の発表では名前だけ読み上げたが、
今回はやっぱり手を挙げてもらうことにした。
その方がきちんと健闘を称えられる。
後ろの方に座っている学生からも手が挙がって盛り上がっている。

今日からの講義はこれまで学んだことの応用編。
そこで、教科書で基礎となる部分を確認した上で、
プリントを4枚配布した。両面コピーだから計8ページ。
各ページに丸数字で資料番号を入れたのは昨年の講義日記の反省から。
昨年まで資料番号がなく、説明の際にもたついていた。
ちなみに、この資料番号を付ける方法は会社ではよく使う。
手元にいろいろな配布資料があるときは便利な方法だ。

講義が終わったあとで、小テストの点数を個別に知らせた。
素点ではなく比率(つまり百点満点に換算した点数)にしたので、
自分の出来を把握しやすいはず。

ところで、小テストが近くなっても、勉強をする気が起きないことがある。
やらなければとわかっているのに、机につけない。
そういう経験は誰でもある。
その時は、10分だけやると決めて、とにかく始めることだ。

たったの10分のテスト勉強でも点数は確実に上がる。
教科書を開くだけで、講義がよみがえって復習になる。
そして、10分のつもりで始めてみたら、だんだん調子が出てきて、
気が付いたらきっちりテスト勉強が終わっていた‥‥
ということになるかもしれない。

何事も始めてみなければわからないのです!