第999回 都市環境管理 2005年10月19日

さっそく第2回小テストを採点した。満点は4名。
今回は前回より少し難しくしたが、ヒートアイランド現象を正確に理解する
助けになったと思う。
小テストの出題形式は今後も変えないので、これに応じた教科書・配布プリントの読み方や
勉強の仕方がわかってきたのではないだろうか。
講義終了後、学生が面白い資料を持ってきた。
透水性舗装の表面に近赤外線を反射する塗料を塗って表面温度を下げる
「ヒートアイランド緩和舗装」に関する横浜市の実験の写真だ。
透水性舗装はもともと水分の蒸発で表面温度が少し下がるが、
雨天時のスリップ防止や交通騒音低減を主目的としている(この効果は三浦研究室で
これから実測する予定)。この舗装で表面温度が約10℃下がるという。
打ち水と同じくらいの効果が常にあるとしたら画期的だ。