第1023回 都市環境管理 2005年12月21日

年明けの授業は最後の小テストをやるので、講義をするのは今週が最後だ。
この講義は「都市環境管理」の最後の講義であるとともに、
1年後期の「環境科学Ⅱ」から続いてきた三浦担当の授業の締めくくりでもある。
2年前の最初の講義で、安全性、健康性、利便性、快適性の4つの評価軸を説明したが、
今日の最後の講義で、この4つの評価軸の話に戻っていった。
利便性は経済性と言い換えられるが、社会問題となった耐震偽装問題も
安全性と経済性のトレードオフが極端に顕在化したものだ。

これまで私が担当した講義・実験をすべて履修した学生も少なくない。
そうした学生諸君のがんばりに感謝したい。
健康に気をつけて学生生活最後の1年を充実したものにしてほしい。

【第5回小テストの範囲】
教科書 7.2 風通しを考慮した住宅地計画(91~95ページ)
     +スコピエの事例に関するプリント
     8.2.3 大深度地下の利用(111ページ)
     8.3.1(1)エネルギー消費原単位とは ~ (2)(b)時系列の種類(112ページ+表8.2)
     8.4 近郊都市のインフラストラクチャー整備(115~119ページ)
     9.3.1 地域冷暖房の歴史と現状(137~138ページ)
     9.3.3 地域冷暖房の導入効果(140~141ページ)
    14.3.1 都市環境評価の方法(208~209ページ)
    14.3.2 アンケート票の作成方法(209~210ページ)
小テスト2回分を1回でこなすので、試験範囲がこれまでより少し広い。
早めに試験勉強を始めるべし。