第1090回 都市環境管理 2006年10月18日 「指名して答えさせる対話形式を取り入れた」

この科目の先週の講義日記に、「研究室の大学院生のゼミで院生を順に指名して
質問に答えさせたら、院生の授業への集中度が格段に高まったことを書いた。

こうした対話形式の授業は一つの目標であるが、それは人数が少ないからできるのであって、
受講者の多い学部の講義では無理だろうと考えていた。

しかし、今日この講義で教壇に立ったら、学生を指名して質問してみようという
気持ちがわいてきた。大気汚染の環境基準のところで、さっそく、
手元に回収してある出席票から1枚抜き、その学生に昨年の「環境工学Ⅰ」でやった
室内環境基準について質問してみた。記念すべき指名第1号だ。

その後も一人ずつ指名して質問をした。対話形式にすることで教室が一気に
活気づいた気がしたが、受講している学生諸君はどう感じただろうか。