エネルギー消費原単位を解説した。
その中で、中口研究室の総合研究を副査として指導した内容をもとに、
家庭におけるエネルギー消費量の研究では、電力消費量の一次エネルギー換算と
二次エネルギー換算のそれぞれの意味を正確に理解すべきことを解説した。
一方、松下研究室の総合研究をやはり副査として指導した体験をもとに、
建物のエネルギー消費量を概算したい場合には、教科書(「都市環境学」)に
建物用途別の年間エネルギー消費量原単位(表8.2)が掲載されていることを
頭に入れておくよう話した。
授業で他の研究室の研究に言及することはあまりなかったが、
このような形で、授業内容が当学科の総合研究に(どこの研究室であっても)
役立つことが理解できたのではないだろうか。
来週講義する「住民意識アンケートの方法」も総合研究に必ず役立ちます。