第1161回 都市環境管理 2007年 9月19日 「授業の自動録画を始めた」

ホームグラウンドの542教室の環境ががらりと変わった。
AV機器の導入に伴い、授業を自動的に録画できるようになったのだ。
教育支援センターに申請すると、講義を録画してくれる。
そこで、私が担当する講義はすべて毎週録画してもらうことにした。
これまでずっと講義日記をつけてきたが、講義そのものの記録がなかった。
これからは録画と日記で講義を記録できる。

この講義のガイダンスを始める。教卓と教壇が広くなったのも心地よい。
この教室ではマイクは使わないが、録画の音声を拾うためマイクを使うのは少し煩わしい。
馴染んだ教室なのに、カメラが回っていると思うと、なんだか地に足がつかない感じだった。

さっそくこの講義を録画したCDが届いた。
自分の講義を学生の視点で見るのは初めてだ。
最初は、画面の中の自分が鏡に映る自分とは違うような気がして違和感があったが、
慣れてくるにつれて、自分の講義を客観的に見られるようになった。
意外と正確な言葉を使っているのは新発見だ。
説明がもたついて少し口ごもったようなところでも、正確に話している。

ところで、カメラは自動追尾式で、教壇で左右に歩くとそれを追ってくれる。
面白いのは、遅刻者が入ってくると、教卓を写していたカメラが
急に首を振って遅刻者を追尾することだ。
教室の学生は遅刻して入ってくる学生をいつもチラッと見るが、まさにそんな感じ。

皆さん、遅刻には気をつけましょう。
映像ライブラリーに永久保存されてしまいます。