教壇の設備が新しくなって、今日は書画カメラを使った。
今まで、配布したプリントの説明に苦労していた。
文章では「何行目の‥‥」と言わなければ学生はどこを説明しているかわからないし、
図では、板書して説明するしかなかった。
OHPで見せる方法もあるが、OHP機器を移動するには手間がかかった。
書画カメラだとそういう問題が一気に解決する。
配ったプリントをそのまま台に載せればいい。
スクリーンに映った映像を説明すれば、学生は手元のプリントと両方を見られる。
書画カメラの映像はとても鮮明だ。
台にのせたプリントを指し示す自分の指がはっきりと写って少しとまどった。
そういえば、紙でなく物を置いてもきれいに写ると係の人が言っていた。
計測器を見せながら説明するときには、書画カメラで見せればいいわけだ。
ところで、先週の講義の録画には音声が入っていなかった。
マイクの電源がオフになっていたか、ミュートにして解除しなかったのが原因だろう。
今まで講義は終わると消えていったが、録画できるとなると失われたことがやけにくやしい。