第1265回 都市環境管理 2008年11月 5日 「芝浦工大の学生の真の真面目さ」

小テストの中で、S*gsotで講義収録映像を見たかを聞いた。

「映像は少し粗いが、音声はよく聞くことができた」
「スクリーンの映像が画面右下に出るのは見やすかった」という肯定的な意見。
余分だった授業開始時の空白(出席をとっている時間)をカットして
S*gsotに再アップされている。これでさらに使いやすくなるだろう。
自宅で見ようとしたら認証がうまくいかなかったという回答がいくつかあったので、
支援スタッフに調べてもらっている。

収録用カメラは教壇に立つ教師を追尾して左右に振っている。
「追尾が多く、酔いそうになった」という意見。
黒板の文字を落ち着いて見られなかったという声もあった。
これは私も画像をチェックしていて経験したことがある。
教壇を左右に動き回るのが私のやり方。
それをやめたくないので、追尾の仕方を緩めるようスタッフにお願いした。

ところで、授業に出ているので見る必要がないという意見が多いのは
第1回小テストの時と同じだ。
ある学生はこう書いた。「授業中は集中して聞いてメモをとっている。
そのメモをもとに、わからなかったことは自分で他の資料を調べている。
そうした行為で覚えることができる。きちんと健康管理をして
毎週授業に出ているので収録映像に頼りたくない」

芝浦工大の学生の真の真面目さを実感した。
こうした学生が真剣に授業を受けてくれていると思うと本当にうれしい。