第1283回 都市環境管理 2008年12月10日 「講義収録の緊張感」

講義を収録してその映像をS*gsotにアップする作業が
支援スタッフの協力で軌道にのってきた。
講義前後の空き時間をカットするなど適宜編集してもらっている。

ところで、昨年の9月から講義の収録を始めて以来講義の仕方が
少しずつ変化している。常時収録されていることを意識して、
専門用語を適切に使って正確に解説する姿勢が身についてきた。
こういう緊張感は悪くない。

それでも説明が曖昧になったり事実関係を間違って説明してしまうこともある。
そういうときは、とりあえず講義を続けながら、
頭の別の部分では、どう説明すべきだったかを振り返っている。
そして「先ほどの説明は○○の場合の話であり、△△の場合は‥‥」
のように言って、前に説明したことの修復を試みたりしている。

事実関係が間違っていたら、よく確認した上で次週に訂正するしかない。
もちろん講義に間違いがあってはならないが、教師も人間。
間違えてしまうことがある。大切なことはリカバーだ。
間違った情報が学生諸君の頭にインプットされないよう早めに修正するのが鉄則だ。