第1357回 都市環境管理 2009年10月22日 「6種の方法で情報を提供」

今日は、さまざなな方法で学生に情報を提供した。
指定教科書に加え、資料配布、板書、パソコン、書画カメラ、DVDと
6種の方法を使ったのだ。

まずは 先週解説した中世都市シエナについて書いたエッセイのコピーを配る。
写真と文章で構成しているので、カラーコピーにした。
次に、ヒートアイランドの原因を板書して解説した。
白チョークをベースに黄色や赤も用いるのは使い慣れた方法だ。

次に、パソコンとスクリーンを使って、ヒートアイランドの実態に関する図を
パワーポイントで見せた。
さらに、書画カメラを使ってスクリーンに教科書の該当ページを投影し、
ヒートアイランド現象を解説した。
最後に、冒頭で配布した中世都市の風景を納めたDVDを見せた。
質の良い映像と音楽を楽めたのではないだろうか。

こうした解説を学生は机の上に開いた教科書をもとに理解していった。
そして、講義の全体はカメラで収録され、履修者はガソットで見ることができる。

教師が教壇の機器をスムーズに使いこなすことで、
聴いている学生も目と耳と手から自然に学習できるはずだ。
オーディオビジュアル装置を使うことだけが授業改善の全てではないが、
授業の大切なツールとなることを実感する講義となった。