第1376回 都市環境管理 2009年12月3日 「小テストの時間が長すぎた」

レポートを回収した。ほとんどの学生が提出を終えた。
寒い中、道路を調査して大変だったと思うが、
身近な場所をいつもとは違う切り口で徹底的に調べることの
意義を実感できたのではないだろうか。

小テストを実施した。
時間設定が少し長すぎた。
終了5分前でほとんどの学生が筆記具を置いている。
テスト時間が短すぎると落ち着いて解答できないし、
長すぎると時間を持て余してしまう。

だからといって、テスト中に終了時間を
変えるのは混乱を招く。時間を延ばすのはまだいいが、
時間を短くすると学生はかなりとまどうだろう。

毎年講義日記にテスト時間とその長短の実感を書き留めている。
それをもとに、問題量の変化に応じて時間を微調整している。
これも記録して改善するという講義日記によるPDCAサイクルだ。

学生がテスト勉強で覚えた知識を解答に反映できるよう
テスト時間にも配慮する。
授業を構成するひとつひとつの要素に細かな注意を払う。
これが授業の質向上への地道で確実な一歩だ。