第1443回 都市環境管理 2010年9月30日 「出席カードに質問を書かせるのはどうか」
第一週目なので、授業のねらいや成績評価方法を解説するガイダンス。
夏休み期間中の仕事を処理しきれずに、後期の授業期間が始まってしまった。
雑務に心を煩わされないよう、気持ちを落ち着けて講義に臨もうと思う。
履修者へのサービスとして講義収録と講義日記を続けることもアナウンスした。
本当は講義日記のことをアピールしたいのだけど、
あまりしつこく言うのもよくないと思い、軽く触れるにとどめた。
この科目の授業方法については、夏休み中にいろいろ考えた。
3年後期の授業なので、質疑応答の活発なものにしたい。
でも、なかなか学生はのってこない。
授業中に指名して質問させる方法もあるが、
うまくやらないと授業の流れが途切れてしまう。
毎週、これだけは伝えておきたいという事柄で授業を組み立てているので、
それをきちんとこなし、学生にきちんと勉強させることが基本だ。
それでも、毎週の講義が終わるごとに、学生の感想や意見を聞きたい。
そこで考えた。出席カードの回収を授業終了後にして、
授業中に質問を書かせるのはどうだろうか。
学生がどのくらい質問を書いてくるかはやってみないとわからない。
質問を書くのを義務付ける方法もなくはないが、
授業を熱心に受ける学生の負担を増やしたくはない。
来週から試してみよう。
こうして授業は進化する。
後期もよろしく!