第1520回 都市環境管理 2011年10月27日 「提出期限を守ることの意味」
前週の出席票コメントを紹介した。
質問の答えになる図を書画カメラで見せた。
学生からの質問によって、正確な講義になる手ごたえを感じる。
その後、研究室の学生が東松山市を対象に調査した論文を素材にして
水害対策について解説した。すると、今日の出席票コメントで
東松山市出身の学生が市の状況を報告していた。
来週このコメントを紹介することで、論文の結論を裏付けることができる。
レポート課題を出題して、作成方法を詳しく説明した。
そしたら何人かが出席票コメントに「レポートがんばります」と書いていた。
それから、期限内提出に触れたコメントがあった。
「レポートは早めに余裕をもってやろうと思う」
「早めに現地に行って時間をかけて完成させたい」
「期限まで日数があるので、時間を有効に使いたい」
大学ではレポートを期限内に提出することを重視する。
いくらレベルの高いレポートを書いても、期限外提出なら
大きく減点されても仕方がない。
期限内に提出するには、それなりの努力が必要だからだ。
期限内に提出するため提出日までの自分のスケジュールをチェックする。
他の科目のレポート期限やテスト日程を考えながら、
このレポートに当てられる日数をおおまかに計算する。
部活やアルバイトがある学生はそれも考えなければならない。
不測の事態も発生する。
そうやって、いろいろな制約条件を乗り越えながら、
期限内提出に向かって着々と進めること自体に意味があるのだ。
その能力があれば社会に出てタフな仕事ができます!