第1532回 都市環境管理 2011年12月1日 「総合研究で学生生活のフィニッシュをきれいに決めよう」
レポートを回収した。
昨年までと比べて下図の処理がきれいになった。
レポートを出題する際に細かく指示したかいがあった。
こういう風にきちんと対応できるのが本学の学生のいいところだ。
いつものエッセイの連載記事を配り、シエナの街のDVDをみせた。
その後、先週の出席票コメントを紹介し、標準地域メッシュを補足説明。
そこから、本日の主題「都市の風通し」の解説に入った。
終わったあと、出席票コメントを読んだら、「とても興味深かった」
「学生の論文をきっかけに新たな発見があることに驚いた」
というコメントが多かった。
昨年までは説明を板書とPPで行っていたが、
今日は、グロス建蔽率の基準値を導き出す図をコピーして配布した。
学生はそれを手元に置き、じっくり理解することができたから、
このようなコメントにつながったのだと思う。
「総合研究に意欲がわいた」「自分のこのような研究をしてみたい」
というコメントもあった。
今日の講義で、総合研究について学生がこのように感じてくれたのが
一番の収穫だ。
総合研究は学部の勉強の総仕上げ。
4年生としての1年間、総合研究に一生懸命取り組んで、
学生生活のフィニッシュをきれいに決めよう。