第1532回 都市環境管理 2011年12月8日 「学生間で流通する就活情報はガセネタが多い」

第3回小テストを実施した。
終わった後の出席票コメントを読むと、
「過去2回のテストの反省を踏まえて勉強したので、やりやすかった」
「教科書をしっかり読むことによって前回より解くことができた」とあり、
学生がテスト勉強の方法を工夫しているのがわかる。

次に、先週の出席票コメントを紹介した。
相関係数の意味や風洞実験と数値シミュレーションの精度について
重要な質問が多かったので、いつもより時間をかけて説明した。
講義が終わって出席票を回収したら、コメントを書いた学生が65%。
この方法がこのクラスでも定着してきた。

それから配布してきたエッセイの最終回を配布した。
今週で終わるのは残念と何人かの学生が書いてくれた。
エッセイが外国に出かけるきっかけになったら、とてもうれしい。

その後、本日の本題、エネルギー消費原単位の節に入った。
知っておくと総合研究で役に立つデータだ。

ところで、先週の12月1日から会社説明会が解禁になった。
教室にもスーツ姿の学生がいる。
そこで、就活のアドバイスをひとつ。
それは、「学生間で流通する就活情報はガセネタが多い」ということだ。

正確な情報も伝聞の形で人から人へと伝わっていくうちに
企業名が変わったり、推測による尾ひれがついたりする。
そのようなあやふやな情報で自分の将来を決めるのは実にもったいない。
友達を大切にすることと、友達から伝わってきた情報を
鵜呑みにすることは別のことだ。

自分自身で情報源に直接アクセスする姿勢を忘れずに!