市内見学・ポートディクソンビーチ

 クアラルンプールに到着して2日目は市内見学を行いました。宿泊先のホステルからバスとLRTを乗り継ぎ、KLCC公園へ。この公園はツインタワー等とともに一体的に整備された公園で、休日ということもあり家族連れで賑わいを見せていました。樹木等が計画的に整備されるなど、日本ではなかなか見ることができません。

 

          

 続いてツインタワー内のショッピングコンプレックス「スリアKLCC」に行きました。ここでは、IIUMの学生1人に三浦研の学生2人のチームを3組編成し、1時間をスリアKLCC内で自由行動としました。共に買物をすることでIIUMの学生との距離が一気に縮まった気がしました。また、少人数の行動しやすさからこのグループ分けはこの研修において何回か行われました。次に地元の若者に人気のあるショッピングモール「セントラルマーケット」へ行きました。アール・デコ様式の建物の中に入ると、民芸品やアンティークのショップ、レストラなどが所狭しに並んでいます。セントラルマーケットは他のデパートやおみやげ屋と比べて値段が安く、我々はお香やアクセサリー、置物などのおみやげを買いました。

 続いてツインタワーを見学しました。40階のスカイブリッジから見たクアラルンプールの街は、ビジネス街であるツインタワー周辺は高層ビルが立ち並んでいるものの、少し離れると2,3階建ての住宅が多いことがわかります。また多くの緑が残されており、クアラルンプールの街を下に眺めながら、RajaやAdam、Hafizulとクアラルンプールや東京の街並みについて話しました。

 

 次に、バスでムルデカ・スクエア(独立広場)に向かいました。ムルデカ・スクエア周辺にはイギリス統治時代の象徴的な建造物が数多く残されています。ムルデカ・スクエアで休憩をし、それらの建造物に関わるマレーシアの歴史の話を彼らから聞くことができました。

 

 その後ナイトマーケットへ行き、マレーシア独特の活気と雰囲気を十分に楽しみキャンパスへ帰ってきました。また、この日の夕飯はDr. Azeezの家に夕飯を招待されました。マレーシアの家庭料理を堪能し、皆で楽しい時を過ごしました。

 翌日はポートディクソンビーチへ行きました。9時ごろにホステルを出発し、バスや電車を乗り継いでポートディクソンビーチへ着いてみると12時になっていました。ビーチボールを買い、海に入ってみると想像していた青い海ではなかったのが少し残念でした。しかし、ビーチボールで遊んでいると海上でなにやら楽しそうなものに乗ってはしゃいでいる人達が目にはいってきました。バナナボートです。そして「せっかくだからバナナボートにも乗ろう」とすぐに意見が一致し9人が半々に分かれ、バナナボートに乗りました。値段は1人RM10(310円)。バナナ1本目はRaja‐猪熊‐西村‐Hafizulと乗り、2本目は水野‐桐山‐Adam‐山田‐大山と乗りました。10分程度ボートに引っ張られ、最後には必ずひっくり返されます。その後、砂浜でビーチバレーをしたり、出店で焼きバナナや焼きとうもろこしも食べたりしました。帰りも様々な交通機関を乗り継ぎ、ホステルに帰ってきたときには皆遊び疲れているようでした。

 

 

 5日目にはIIUMの学生4人と我々6人の計10人でレンタカー2台に分乗し、夜中の0時からクアラルンプールのドライブに出掛けました。ライトアップされたクアラルンプールの街でそれぞれ旅の残された時間を楽しみました。

 また、彼らは我々と過ごしている途中でも時間になると礼拝を行います。そのため、大きな駅には礼拝室も備わっています。共に過ごし、実際に礼拝している姿を見ることにより、文化・宗教の違いを実感しました。