ようやくこの教科書を使った授業も終わりに近づいた。
最後の章である第7章を一気に終わらせるつもりでいたが、
ここまで丹念に解説してきたのにここにきて急ぐ必要はないと思い直し、
音響設計を来週にまわすことにした。
講義中は気がつかなかったが、終了後に質問がきて教科書の誤植が見つかった。
111ページの一番下の行,
(It+Io)/Ii → (It+Ia)/Ii
と修正である。
これもさっそく出版社に連絡する。
森北出版HPにあるこの本の正誤表を見ると、これで修正は9箇所目になった。
以前にも書いたように、これらの誤植は
今後の増刷(追加して印刷・発行すること)の際に、すべて修正される。
今年は初版の教科書を使ったので、学生に誤植を見つけてもらうという副産物もあった。
今年の学生には迷惑をかけてしまったが、これからの全国の読者に役立った。
改めて今年の履修者に感謝します。